MATERIALS

イタリア産フルベジタブルタンニンレザー

Pelle Conciata al Vegetale in Toscana(トスカーナ植物タンニン鞣し革)の品質保証マークについて

italy

世界で唯一植物タンニン100%を認定する機関である「イタリア植物鞣し本革協会」により、植物タンニンによる環境保護と鞣し工程の高い生産基準を保証するレザーです。第三者機関が監視・審査し、化学物質の検出と分析も行い、その基準は国際規格よりもいっそう厳しいものです。
そのため、イタリアには1000以上のタンナー(革鞣し企業)がありますが、その内20件ほどのタンナーしか加盟していません。植物の樹皮、根、葉などから抽出した植物タンニンを用い時間と手間をかけて作られています。


——- MILL(ミル)シリーズについて ——-

1977年創業のNUOVA GRENOBLE社のフルタンニンレザーを使用。
自然本来の豊かな表情と柔軟性、しなやかながら強靭な革質が特徴です。一つ一つ風合いが異なるのも魅力です。使うほどに深みを増し、高級感ある表情への変化を楽しめることが最大の特徴です。シボの付き具合やシワなどの天然の表情は、個体や部位によって個体差がございます。世界に2つと同じものが存在しないオンリーワンの革としてご愛育いただければ幸いです。


——- BATON(バトン)シリーズについて ——-

1961年創業のトスカーナ州のサンタクローチェにあるCONCERIA LA BRETAGNA社のフルタンニンレザーを使用。’ブレターニャ’という名は、原皮の仕入先であるフランスのブレターニャ地方から付けられました。銀面がなめらかで皺の少ないフランス原皮を生かしたスムースレザーです。厚みとコシがありながらもしなやかさを併せ持つ仕上がりが特徴で、使うほどに深みを増し、経年変化を楽しめます。


——- CAMO(カモ)シリーズについて ——-

1967年創業のLa Perla Azzurra (ラペルラ・アズーラ)社製のフルタンニンレザーを使用。1色づつ丁寧にカモフラージュ柄をプリント。 1色づつプリントする事により1枚1枚プリント柄が違い、重なった部分に濃淡ができるのが特徴です。使うほどに深みを増し、経年変化を楽しめます。


——- PUEBURO(プエブロ)シリーズについて ——-

イタリアの名門CARLO BADARASSI社(バダラッシ・カルロ社)が鞣している「プエブロ」レザーです。イタリア植物タンニンなめし協会が認める植物タンニンなめしの製法の中で「牛脚油」を使用した「バケッタ製法」を元に作られています。牛脚油を革に浸透させるためには時間と手間がかかりますが、一度浸透すれば今度は抜けにくく、 使い込んだ時に美しく経年変化することが特徴です。この独特な革の表情は、吟面に手作業で大小さまざまなムラ感を出しながら、表面をザラつかせるように、やすりが掛けられています。他の吟擦り革に比べ、吟面が多く残り、しっかりと味が出る為、通常の吟擦りでは味わえない経年変化を楽しむことが出来ます。


*イタリア産フルベジタブルタンニンレザーお取り扱いについて

お手入れについてですが、革には無数の毛穴がありますので、そこに塵や埃・汚れなどをため込めないように、乾拭きすることと、表面が乾いていると感じた場合など、革用クリームでの保湿をおすすめします。また、油分を含んでおりますので、傷がついても布で擦ることにより目立たち難くなる特性もございます。

イタリア産バッファローカーフ

CALF


——-FINE(ファイン)シリーズについて——-

 イタリアのトスカーナ地方で約半世紀続くAnnarita社の高度な技術を駆使して造られたバッファローのカーフレザーです。カーフレザーとは生後6か月くらいまでの仔牛のことです。繊維組織が緻密で薄く、しなやかで美しいことが特徴でトップクラスの最高品です。染料仕上げにより表面のコーティングを最小限にすることで革本来の風合いを生かしています。革に触れた時の暖かさや手触り感、見た目の美しさを楽しんでいただくことが出来ます。
 また、経年変化を楽しめる素材でもあります。年月とともに深い風合いへと変化し、繊維がほぐれるクッタリ感と、独特の光沢感を生み出します。 非常に軽い素材ではありますが、バッファロー特有の適度なハリ感があります。


*FINEシリーズ イタリア産バッファローカーフ お取り扱いについて

革本来の風合いを生かし表面に防傷加工のコーティングをしていない素上げの革のため、その分デリケートです。傷の深さにもよりますが、乾いた布などで革をなでることで内包した脂分により多少傷が目立たなくなります。
また、素材の特性上ロウや動物性油脂のクリームはシミになり易いのでおすすめしておりません。乾いた柔らかい布で、まめに汚れを落とし、乾拭きでのお手入れをお勧めします。


——-SOFT(ソフト)シリーズについて——-

 イタリア産バッファローカーフオイルシュリンクです。FINEシリーズのスムースでマットな仕上げのカーフとは対照的に、小シボのある表情豊かな革です。オイルをたっぷり加えることで、光沢感としっとりした質感を生んでいます。本来オイルを加えると重くなりがちですが、無理に革を剝くことなく、カーフ本来の厚みを生かしたまま軽さを保ち、バッファロー特有の適度なハリ感があります。使い込んでゆくにつれてさらに柔らかさを増し、色艶を深めて風合いが増します。
 また、染料仕上げにより、自然な小シボとともに、シワ・血管や毛穴の痕の個体差により、ひとつひとつが異なる表情として現れます。ソフトな素材の良さを生かしたシリーズです。

姫路産ベジタブルタンニンレザー

 主にショルダーベルトなどの付属に使用しているのは、厚み3.5㎜~4㎜くらいまでの原皮を厳選した姫路産のベジタブルタンニンレザーです。マットな落ち着いた印象の仕上げですが、植物の樹皮、根、葉などから抽出したタンニン鞣しの製法で、繊維が細かく詰まっており、使うほどにツヤが増し、クッタリと身体に馴染んでくるのが特徴です。


*姫路産ベジタブルタンニンレザー お取り扱いについて

ショルダーベルトの使用では、裏処理(革の裏の毛羽を抑え平らにする処理。)をしておりますが、お使いになるにつれ、毛羽だつことがございます。1枚革での味ではございますが、気になる方は床面処理剤として市販されている、無色のトコノール、CMCなどの専用の薬品を使ってお手入れして頂くことをお勧めします。

イギリス産ブライドルレザー

1900年創業の老舗タンナーであるイギリスのJ&E SEDGWICK(ジェイ&イ―・セジュイック)社製ブライドルレザーを使用。


 本来ブライドルレザーは、貴族の馬具用の革として開発され、騎手の安全を守るため非常に堅牢で耐久性の高いイギリスの伝統的な素材です。現在ではイギリスの伝統的な皮革を提供するタンナーは、イギリス内でも数社を残すのみとなっており、そのなかでもJ&E Sedgwick社は長年培われた知識、技術により最高品質の革を提供しており、英国王室が使用するなど、数多くの実績があります。
 カウハイド(生後約2年を経過した牛)の表皮を、植物タンニンで鞣し、蜜蝋(ロウ)とオイルにより革の繊維を引き締め、強度を高めています。完成までに長い場合で約5か月かかる工程は、伝統的な職人技術が要されます。表面の白い粉は「プルーム」と呼ばれ、革に染み込ませた蜜蝋(ロウ)が浮き出たものです。このプルームが馴染んでいくと艶やかで綺麗な光沢が増し、上品で高級感ある表情となります。


*イギリス産ブライドルレザーお取り扱いについて

ブライドルレザーのお手入れは、天然繊維の布やブラシで乾拭きをするだけで、元々オイルやロウが入っているので、ロウが必要な部分に浸透して行き、あまり手間をかけずにツヤを保つ事ができます。
また、他の革と比べると、ロウが浸透しているため耐水性は高いです。ただ、あくまで他の革と比べてということで、基本的には濡れないようご注意ください。

ロールオイルレザー

江戸時代から皮革産業に歴史のある兵庫県たつの市の徳永雅信製革所で、「原皮から鞣しまでを一貫して国内で仕上げた純国産ベジタブルタンニンレザー」です。シワなどの天然の痕跡やシボ模様など変化に富む表情を生かしたシリーズです。
 植物のシブで鞣した下地を染料によって革の繊維の奥まで色付けし、革本来の風合いを生かし、表面に「シボ」を付けるため「空打ち」をしています。回転ドラムの中に鞣した革だけを入れて混合することで自然なシワ模様を付けます。
 さらに、ベジタブルタンニンレザーの硬さを軽減するため、オイルをたっぷり加え寝かせることで、革の繊維を柔らかくし、しっとりと仕上げています。日本国内レザーならではの細やかな調整のもとで完成された純国産レザーは、使うほどに馴染んで艶が増します。


*ロールオイルレザーお取り扱いについて

お手入れについてですが、革には無数の毛穴がありますので、そこに塵や埃・汚れなどをため込めないように、乾拭きすることと、表面が乾いていると感じた場合など、革用クリームでの保湿をおすすめします。また、油分を含んでおりますので、傷がついても布で擦ることにより目立たち難くなる特性もございます。