定番長財布比較
2021. 05. 26
今回はプエブロシリーズのAN143(向かって左)とミネロシリーズのAN183(向かって右)比較してみたいと思います。
素材の違いは、プエブロシリーズは表面をやすりで削る吟擦りレザー、ミネロシリーズは自然なシボ感が特徴のオイルレザー(表面一部プエブロ使用)となります。
どちらもイタリアのバタラッシ社のフルタンニンレザーで経年変化する素材です。
デザイン面では、プエブロシリーズはステッチが生成で内装革が配色に対し、ミネロシリーズはステッチや内装が同色です。
それでは仕様やサイズ、実際にカード等を収納して比較したいと思います。
■プエブロシリーズ AN143 ¥18000+TAX(税込み¥19800)
SIZE(cm) H9.5 W19 D2
■ミネロシリーズ AN183 ¥18000+TAX(税込み19800)
SIZE(cm) H9.5 W19.5 D2
ミネロシリーズの方が、5㎜大きく容量もありますが、プエブロシリーズは内生地に高単価なブラックウォッチを使っており
結果的に金額は同じです。ちなみに、ミネロシリーズはヘリンボーン生地です。
まずはプエブロシリーズ AN143です。未収納時の画像。
カード段19段(縦入れ12枚、横入れ7枚)、小銭入れは一般的に馴染みのあるファスナーでの開閉となり片側マチタイプです。
小銭12枚、札4枚、カード18枚(全て厚いタイプ)を収納してみました。
お札を1万円と1万円以外で分け、よく使うカードは縦入れにするなど全体が見易い仕様です。
収納時の厚みです。
キャッシュカード、クレジットカード、免許証、保険証など厚みのあるタイプを合計18枚収納していますが、
実際は、薄いタイプ(ポイントカードなど)がある方も多いため、もう少し厚みは減るかもしれません。
次はミネロシリーズ AN183です。未収納時の画像。
カード段24段(縦入れ12枚、横入れ12枚)、小銭入れは視認性の高いボックス型です。
小銭12枚、札4枚、カード24枚(厚いタイプ/18枚、薄いタイプ/6枚)を収納してみました。
プエブロAN143同様にお札を1万円と1万円以外で分け、よく使うカードは縦入れに入れることで見易く、さらに小銭入れがボックス型のため取り出し易い仕様です。
収納時の厚みです。
どちらの型にも言えることですが、縦入れのカード段のメリットはカード段の隙間が15㎜ほどあるため、親指でスライドすると出し入れがし易く、
また、お札などでカード段が隠れないため視認性に優れています。
デメリットは、中央にカードが重なるため財布の中央に厚みが出やすいことです。
気になる方は使用頻度の低い厚いタイプのカードは横入れのカード段に収納したり、薄いカードを分散して入れるなどで軽減されます。
(ちなみに、今回の画像は縦入れカード段に全て厚いタイプを収納しています。)
一方で、一般的な横入れカード段は、カード段の隙間が10㎜ほどでカードの出し入れを指で摘まむ必要があり、
さらにラウンドファスナータイプで側面に横入れカード段があるタイプですと、出し入れの際にファスナーに干渉する場合が多く、
また、お札に隠れてカードが見え難いというデメリットもございます。
ただ、カードの重なりは分散するため型崩れは比較的し難いメリットがあります。
長くなりましたが、ご参考いただければ幸いです。
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